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陶都の路地
平成3年建築 K様邸
街の中の路地のような敷地に、
お客様の希望を盛り込んだ家が作れるかどうかが課題でした。
1番狭い部分に玄関を配置して、
それを最大限に広く演出しました。
アプローチの細庭を通り、
玄関までお客様を迎え入れる造りになっています。
また、外壁の腰部に板金で亀甲貼りを施し
アクセントになっています。
亜鉛鉄板を1枚1枚貼り付ける非常に手間のかかった
細かい作業は職人さん泣かせの仕事ではありましたが、
この家独自の趣きを引き出しています。
テラスはお客様の知人のタイルデザイナ－に依頼した
タイル作品を施工されました。
同様に、玄関上部にステンドグラス、
玄関から見える坪庭には友人の陶芸オブジェを
楽しむ事ができます。
また、下駄箱上部の透かしには、建て替え前の家の
欄間を活かし、良き思い出を残しています。
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- 東西に長い敷地で中央部が狭くなっている所がポイントになりました。
- 写真では見づらいかもしれませんが、柱の曲線部分の亀甲貼りは、職人さんの腕の見せ処。
- 2階テラス部分は、お客様の知人のオリジナルデザイン作品です。
- 建て替え前の家の欄間をリユースし、古き良き時代の職人技とお客様の思い出を残す玄関となりました。
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